浦男通信(20190316号)
浦男通信 -通常練習- 2019年3月16日(土)17:00~21:00 於:中央公民館
発信3/5 野口
1.出席
1) 団員:T1:4名 T2:9名 B1:6名 B2:7名、計:26名
2) 若山先生、本田副指揮者(関口先生はお休み)
2.練習内容
1)17:00~18:00本田副指揮者(冒頭部分は若山先生)の指導によりT1、T2合同のパート練習:
「我が青春の恋歌集」から「神田川」を初めてとりあげて階名と歌詞で音取り。注意点は下記の通り。
(1)(若山先生より)#12(1番の歌詞:にしてーふた)の1番の歌詞は1拍目の頭の8分音符を2つの16分音符に分割して16分音符(に)+16分音符(し)+8分音符(て)と歌う。なお2番は楽譜通りとする。
(2)#14(1番の歌詞:ふろやー)は大きいおたまじゃくしが1番、小さいおたまじゃくしが2番の旋律です。これと同じ様式が#20(1番の歌詞:ひえてー)と#25(1番の歌詞:ねっていったのよ)でも取られています。
(3)#15(1番の歌詞:しょに でようねっていたのに)の「でようねって」の譜割りを16分音符(で)+16分音符(よ)+16分音符(お)+8分音符(ねー)+16分音符(って)とします。
(4)#15(2番の歌詞:かいてねっていったのに)の「かいてねって」の譜割りも1番と同じく16分音符(か)+16分音符(い)+16分音符(て)+8分音符(ねー)+16分音符(って)とします。
(5)16分音符(で)+16分音符(よ)+16分音符(お)+8分音符(ね)+16 分音符(って)とします。
(6)#20(ひえてー)の3拍目は楽譜通りに伸ばすこと。さもないと4拍目が早く出すぎてしまう。
(7)#21~23(きな せっけん~わたしのゆびさき)の各休符を確実にとるべし。
(8)逆に#23(たは わたしの からだを)の3拍目(の)は伸ばしすぎずに4拍目に入ること。
2)18:00~19:30本田副指揮者指導により次の通り練習:
(1)少年時代:
a)T1、T2について#6(かぜあざみ)の2つの16分音符を明確に刻むこと。
b)T2について#14(ルルルル)の3つ目の音符(ティ)が降り切れていない。#15#15(ながいふゆ)の3つ目の音符(ディ)も降り切れていない。
c)B1について#15(ながい ふゆ)の1拍目の音符(タ)のピッチが低いきらいあり。これの矯正に努める。
d)#21~23(ゆめはつまり・・あとさき)の追いかけ部分を繰り返し練習(道半ばーー筆者)。
e)#32~35(ラララ・・・ラララ)のT1、T2パートも繰り返し練習。
f)T1について#33(ララララ・・・)の(ロファミレ)の音程が不安定につき矯正。
(2)死の灰
a)冒頭から#9まで数回にわたり繰り返す。特に歌詞のあるT1とB2。T1について、#2(せかいは)の2拍目から4拍目まで同じ音程(スィ)なるも、だんだん下がるきらいがある。前奏のピアノから#2の音の出だしを見つける訓練を若干。
b)#10~13(みなのみなのかなしみの)は#10のB2のpに始まってT1のfに至って声が集まり、高まる。ここのffは重い悲しみのffである。
d)#21、26、29、40(かがくの恥じょくよ)の歌詞の「ち」は母音なしで詰まる(ch)のでなくはっきりと(chi)と発音する(つまりchjokuyoでなくchijokuということかーー筆者)。
e)#21(かがくの恥じょくよ)の音程の運びに不安あり。矯正に努める。
f)#28から#29(かがくの恥じょくよ)へ、また、#32から#33(じん知のおろかさ)へ移る時の音程のとりかたはむずかしいが、作曲者佐藤真の作曲手法の特徴は全部和音を組んで進行させるところにあるので、ピアノ伴奏の中に回答が織込まれているので、そこから引き出すこと。この音程の取り方を誤る原因の1つとして、その前の#23~26(文明の・・・)がアカペラになっているため、その間に音程に狂いが生じていて、#27の音程が正しく歌えていないせいもあるかもしれない。
(3)Ideale
a)まず#21(In te-ra)~#27(da-i)を復習。
(a)#24(gna-i)の2拍目の歌詞は「a」のまま、音を閉じる直前で初めて「i」を添えるだけ。#27(da-i)も同じこと。
(b)#15(ter-ra o-gni af-fan-no, o-gni)の中のブレスは必ずとるように。
b)#28(tor-na,)~#29(-al, I-de-al)。
(a)#30(Tor-na un istante A sor-ri-der-mi an-)の、特にT1とT2について、音程とテンポの矯正が行われ、修復なる。
(b)#32(me ri-splen-de-ra nel tuo sem-)の中ごろから遅くなりがちだが、楽譜上のrit.は取りやめにしたので、遅くならないように。
c)#33(-bian-te u-na no-ve-l-l’au-)の3連符の音程とテンポにつき矯正あり。
d)最後に頭から通して歌ってIdealeの練習終わり。
(4)時代
a)まず#37(まわ)の入りを復習。その前の小節のピアノ伴奏からの音取り。
b)つぎに歌の頭から。#2(こんなに か)の音を下げる際、1音ずつ膨らませてはいけない。ストレートに降りるようにすべき。ことばを強くする意味合いがある。
c)#3(なーしくて)の「なー」が長すぎて、「しく」の音符の長さが守られていない(na—shkteになってしまっている。na-shikuteにならねばならないということかーー筆者)。
d)#5~6(うー二度と えがおには)のテンポが問題。特に「と」が長すぎる。これを矯正す。4分音符を2分割し、その3個分がこの曲の1拍になる。4分音符を2分割した長さを1単位としてそれを刻みながら音を運ぶことによってテンポが正される。
e)#1~23(そんなーじだいもー・・・吹かれましょう)について。タイが出るたびに遅くなる傾向があるので気を付ける。
f)#23の最後(まわ)の出だしのタイミングについて、その小節のピアノを聴けばメロディの自然の流れで入れるはず。
3.連絡事項
1)武澤事務総長より:
(1)ワンステージメンバー用の楽譜を揃えました。「土の歌」は1,160円、イタリア歌曲集と「わが青春の恋歌」は各200円で買ってもらうことにしました。
(2)浦男通信はメールでなく、クラウドと浦男HPに載っています(3月浦男通信担当者(野口)の常用パソコンが現在メール通信不可の状態になっています)。
2)大栗定演実行委員長より:
ワンステージメンバー募集の現状報告。
(1)現在14名の応募あり。内訳はトップが5名、セカンド2名、バリトン3名、ベース4名。応募者で個人的に応募してきた人はまだなく、合唱団単位(江戸川混声6名、合唱団パパス4名、TLT2名、市川男声2名)での応募です。ステージ別では4名がイタリア曲、2名が土の歌、残りが青春の恋歌を希望しています。なおもう一人(そば打ち会の人)が加わる見込みです。
(2)4月、5月はまだ応募を受け付けるので、声かけを続けてください。
(3)当日はわが団がこれまで練習してきた曲を3ステージからそれぞれ選んで「模範演奏」をしつつ、ワンステージメンバーに練習に参加していただく、ということにしたいので、団員は予習を怠りなきよう。
また発声練習が当団の目玉でもあるので、これにも参加していただく。
(4)3月23日は練習室の前に受付テーブルを置いてお迎えする予定です。
(5)来場するワンステージメンバーのお世話は、パートリーダー、パートマネジャーを中心に皆さんによろしくお願いします。
(6)今後10月までの練習計画表は3月23日にワンステメンバーにも手渡す予定です。
3)次回の練習
(1)3月23日(土)18:00~18:00 (17~18:00は定演実行委員会を開催。パート練習はなし)
(2)場所:中央公民館
(3)練習曲:これまでの総復習
(4)指導:関口先生
なお念のため「コールユーブンゲン」の楽譜もご持参のこと。
以上
0コメント