浦男通信(20181208号)
浦男通信 -通常練習- 2018年12月8日(土)17:00~21:00 於:中央公民館
発信12月10日 野口
1.出席
1) 団員:T1:4名 T2:8名 B1:7名 B2:7名、計:26名
2) 関口先生、若山先生
2.練習内容
1)「もぐらもち」の音取り練習(17:00~18:00)
若山先生の指導で「もぐらもち」を階名で以下の通り練習。
(1) テナーパートとベースパートがそれぞれ3パートに分かれる箇所すなわち
#39~40(もぐらのまねをするそうな)と#41~42(同左)について
1パートごと、2パートの組合せ、3パート一緒、で繰り返し音取り練習。
その際の注意事項は以下のとおり。
a) 楽譜にある強弱記号、legato、Un poco meno mosso(=少しゆっくり)
を音取りの段階から守ること
b) テナーパート(#39~40)のダイナミクスがmf → ff → mfであるのに
対し、ベースパート(B1、2)の(#41~42)が p → f → p で、いわば
エコーのような関係にあることを意識すること
c)#41と#42の間でブレスしないこと
(2)上述の小節(#39~40)と(#41~42)の頭の音を、それぞれその1小節前の
音から取る練習。 音取りに合わせて注意のあった点は下記。
a)#38(Hum)まで速いテンポできて、#39から遅くすること
b)#38の音切り記号を守ること
(3)#33~38(Hum)の音取りとその次の小節へのつながりを練習。
(4)#42(するそうな)から#43(なるほどな)へ、さらに#44(つちから出て来て)
へのつながりをB1、B2が学ぶ。
(5)最後に#33~45(つちにとかえる)を通して歌って終了。
2)発声練習:
関口先生の指導でストレッチ体操とドッグブレスによる腹筋トレ。つぎに、第九の
ゲネプロで疲労した声帯を正常に戻すためファルセット。なおファルセットは
ステージでも高音部で使うことがあるので、発声練習のおまけとしてでなく、きちん
と取り組むこと。つぎにハミング。その際の体の振動箇所は頬でなく、鼻に、上に、
来るように。つぎに実声の練習(声が内へ下へとこもらぬよう、ドミソラソファミレ
ドを「イ」の声で歌うとき、右手の肘からてのひらまでを、肘を脇腹に付けたまま、
床と平行になるまで上げる動作をドミソラソファミレドで1回、息継ぎ時に手を下して
また、というサイクルを繰り返す、など)とハーモニー取りで発声練習終わり。
3)歌唱練習
関口先生の指導で以下の通り練習。
(1)コールユーブンゲン
a)No. 14
強拍記号 “II”、中拍 “I”、弱拍(記号なし)を守りながら楽譜の階名を読む。
これはシンコペーションのセンスを体に着けるためのものである。
b)No. 15のa)
節を付けて階名で歌う。その際、強弱記号とブレス記号 “)” を守る。これも
シンコペーションを体に着けるためのもの。
c)No. 33のa)
上記b)での解説と同じ。
d)No. 49のe)
移動ドで歌う。
(2)「もぐらもち」
a)まず#5から#25までを階名で歌う。
b)つぎに#33~62(最終小節)までを本日17~18時の練習結果を踏まえて練習。
(a)#51~53をパートごとに音取り。各パートとも#52から#53への運びが
鬼門。
(b)#57~62をパートごと、複数パートの組合せ、で音取り。T2は半音の上がり
幅が小さすぎる傾向がある。
(c)B1は#50の1拍目の音程に不安あり。
(d)#54~55(わっはっはっ・・・)は半音ずつ下がる旋律であるが、到着点の
ピッチが下がりすぎてしまう傾向がある。これを防ぐには通過地点の要所
(強拍部分)の音程を抑えておくとよい。それは両小節とも3拍目。
(3)「時代」
歌詞で以下の通り練習。
a) 冒頭#1(いまは)~#8(ど)のうち#5(う 二度と)~#7(う もーない
けど)の3連符をはみださないようリズムを整えること。またこの冒頭部分は
秒数よりもゆっくりした遅いテンポで。
b)#17以降
(a)コーラス1、2番の始まり#23(う まわ)と(も めぐ)は休符が頭にある
ことに要注意。他方3番の始まり#45(U まわ)は休符がない。これは先週
指摘の通り。(コーラス番号の振り方について筆者の頭は混乱しています。)
(b)#37(まわ)のT1はピッチを正確に。その前の小節のピアノから音を取る
こと。
(c)“31~#45のダイナミクスはpである。
(d)#53~58(だすよー)のうち#55~56はpのままとし(クレシェンド記号
は抹消)#56からのクレシェンドとする。
(e)上記小節の「よー」を伸ばしている間、拍数を数えているのが露見しない
ように。またカンニング・ブレスのあとの音が大きくならないように注意。
(f)以上の注意事項を踏まえて全体を歌って本日の練習終了。
3.連絡事項
1)海宝団長から:
(1)12月8日の東京リーダーターフェル演奏会に多数ご来場いただきお礼申し
上げます(よかったの声多数あり)。
(2) 来週土曜日(15日)は午後5時から運営委員+パート指導者合同ミーティ
ングを行います。テーマは来年の定演のための実行委員会の立ち上げの件
など。
2)谷副団長から:
(1)先日の京男連演奏会のDVDが来年1月末ごろに発売されます。好演奏
であったことでもあり、買い求められたい。当団の購入引受ノルマは19枚
で、売れ残れば団費で処理することになります。1枚2500円です。
3)小林団員から:
今年の忘年会でもダブルカルテットの競演会を行いたいので賛否を問います
(異議なし多数。組み合わせ4組のメンバーは幹事一任とし、メールで一両
日中に配信されることになった)。<
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