浦男通信(20181201号)
浦男通信 -通常練習- 2018年12月1日(土)17:00~21:00 於:当代島公民館
発信12/3 野口
1.出席
1) 団員:T1:4名 T2:9名 B1:6名 B2:5名、計:24名
2) 関口先生、若山先生
2.練習内容
1)若山先生の指導による歌唱練習:
6時からの関口先生の指導に備えて「時代」を1回通して譜読みで歌った後、
土の歌から「もぐらもち」を初めて取り上げる。
(1) 先ずは#4(もぐらもぐら)~#13(しあわせだとさ)を歌詞で、階名で、
またパート毎、複数パートの組合せでリズム取り。ここでの注意点は下記の
とおり。
a)この曲は基本が4/4拍子であるが、1/4、2/4、1/8拍子の小節があるので要注意。
b)#9(ピアノ伴奏のみ)と#11(同)の拍数に気を付けること、#13内の休符を
とること、#6から#7への移動を遅らせないこと。
c)#7(日のめもみない)の頭が正拍ゆえ、アクセントをつけて調子を整えること。
d)#4から#19(もぐらもぐら)まではsempre stacc.となっているので音と音が
つながらないようスタッカートで歌うべきことに留意しておくこと。
(2)つぎに#19~#25(もぐらもぐら)を(1)と同様に階名でリズム取り。
2)関口先生の指導により次の通り練習:
(1)練習に入る前に先週の京男連演奏会の会館正式マイクによる録音のうち当団の演奏を
ラジカセで聴く。そのうえで関口先生の講評は以下のとおり。
a) 細かく言えば問題点はいろいろあったが全体的に良かった。上手くかつ面白い演奏
だった。
b)練習でできていたことの8~9割は出せていた(かつての演奏会では7割)。
c)練習時に良くついてきてくれた。暗譜を貫いたことも観客へ声・歌を届けられる結果
になった。
d)団員ひとりひとりが手を抜かなかった。
e)音楽的に不ぞろいの箇所もあったが、予定調和にこだわらず、指揮者、ピアニスト、
合唱、ソロが互いに緊張感をもって、聴く人をハラハラさせながらも、演者みなの息が
ピタッと合った時の輝きは観客に伝わったと思う。
f)演奏会に向けて指揮者、ピアニスト、合唱メンバーがこれほど努力した団体は6団体
中ほかにないだろう。
g)今回の演奏は今後、当団が練習し、演奏するときの物差し(練習の質と量=努力と
その結果を考量するときの――筆者憶測)として使える。
h)当団は、質の高さで乗り超えるべきライバルをHGでなくTLTに据えてもよいと思う。
i)付言すれば合同演奏について、若山先生のピアノ演奏の見事さが光った。音一発で会場の
雰囲気を一気に盛り上げ、200名近くの合唱者の気持ちを一点に集中させる力を持つ
ピアニストはそうざらにはいない。そういうピアニストに教わっている当団は幸せで
ある。
今回の合同演奏は音楽の本質に迫る時間・体験だったと思う。聴衆も質が高かった。
演奏は時として聴衆の質・反応に左右されるもの。
なお関口先生からは今回の演奏会を、その準備を含めて、見事に仕切った当団出身理事各位
への謝意が表された。
若山先生のコメント
a) 退団した越さんから当日夜、メールを受け取った。内容は「かつて仁階堂先生が
『どんな舞台でも自分たちが一番になりたい』と言っておられたが、今回の演奏
ではそれに近づいたのではないか」とのことでした。
b) 今回、暗譜で歌ったことが高評価につながった。譜面を持って歌うとどうしても視線
を落とすことになる。長い時間をかけて練習を積む以上、少しの努力(の積み重ねで)
で暗譜は可能になるはず。暗譜にすると決まったら、そのための努力をし、それでも
本番で出てこない箇所はそれこそ口パクでもよいのではないでしょうか。「歳だから」
という言い訳はもうしないこと。
(2)軽いストレッチ体操ののち、zzz(母音を入れてはいけない)で発声することにより腹筋の
鍛錬。つぎにハミングと実声で発声。頬を振動させるのでなく、顔の半分より上から頭蓋
にかけて振動させる発声を心掛ける。最後にハーモニーを整えて発声練習終了。
(3)歌唱練習
a)「もぐらもち」
(a)#5~13を階名で歌う。T2はミファミファファのファのピッチが十分に上がっていない。
(b)#19~25を階名で歌う。#22(やすらかだとさ)についてT2の音程が怪しい。
b)歌唱練習「時代」
(a)まず全体を通して階名で歌う。
(b)#23(サビの部分の頭)は1番(まわる)と2番(めぐる)が休符から始まるのに対して
3番(#45?)は音始まりであることを各パートがしっかり覚えること。
(c)#17~23(U・・・吹かれましょう)のT1パートを繰り返し音取り。
(d)#37~58(まわる・・・あるきだすよ)を繰り返し練習。
(e)音取りの段階から正しい発声法で歌うこと。口ずさむような声の出し方はダメ。
(f)最後に歌詞で、また階名で、全体を、ところどころ返しながら、通して、アカペラ
(ただし補助輪付き)で、最後の最後は歌詞で、ピアノのフル伴奏で、歌って練習終了。
3.連絡事項
1)長団員より:
(1)12月22日(土)の当団忘年会への申し込みは12月8日(土)が締切り。
パート毎にまとめて忘年会幹事に申し込んでください。
2)谷副団長/鈴木靖雄団員から:
(1)京男連演奏会来場者調査の結果が出ました。
a)来場者総数は929名で約89パーセントの入りであった。
b)各団のチケット配布枚数に対する実際の来場者数の比率(放送大学合唱サークルへの
チケットの市川/浦安間のやりとり分は計算不算入)
(a)八千代:51.7%(30名が来場)
(b)HG:56.1%(88名)
(c)佐倉:61.9%(130名)
(d)市川: 69.5%(130名)
(e)すみだ:75.7%(56名)
(f)浦安: 81.8%(432名)
c)回収したチケット半券により詳細をすべて把握しているので、不明な点があれば鈴木まで
問い合わせられたい。
d)来年の当団定演で1000名の来場者を目指すためには各団員が来場呼びかけの輪を一回り
二回り広げていただきたい。
3)若山先生より(関口先生からも補足あり):
a)当団ではコダーイ式移動ドを採用しています。半音の音階を区別して呼ぶのに合理的な方式です。
藤本さんが配った資料などを参考にして習熟してください。
4)関口先生より
a)今後の練習は密度を上げる必要がある。その一環としてソルフェージュ(音楽の総合的基礎教育
のうち、とくに聴音《音高、音価、和音の識別、およびそれらの書き取りと視唱《初めて見る楽譜
の歌唱》などを指す)を行う。また、予習としてSDXを活用することも大切。
5)次回の練習
(1)12月8日(土)17:00~21:00
a)場所:中央公民館
b)指導:関口先生、若山先生
c)練習曲:コールユーブンゲン(今後、毎週取り上げるので、必ず楽譜を持参のこと)、「もぐら
もち」(午後5~6時の全パートによる音取りの対象曲として)、 「時代」
以上
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