浦男通信(2024年4月6日号)
浦男通信 全体練習 2024年4月6日18:00~21:00 於:中央公民館視聴覚室
発信:4/ 武澤
1.出席
(1) 団員;T1:5名、T2:11名、B1:7名、B2:7名、計:30名
(2) 関口先生と若山先生、ともに参加。
2.全体練習
若山先生のピアノ伴奏でラジオ体操を行い、関口先生による柔軟体操と発声練習を行った後に、『みやこわすれ』から「薔薇のかおりの夕ぐれ」と「みやこわすれ」の2曲を練習した。
~なお、今回は練習状況をビデオ撮影していないので、動画録音情報はありません。
言葉足らずで失礼ですが、文字情報のみご覧ください。~
2-1.発声練習
常に腹筋を働かせて呼吸と発声することを重点に、次のように練習した。
・口を開き、下歯を上歯より少し前に出し、下顎を引き締めて、呼吸運動する。
・引き続き、腹筋を働かせてハミングする。
・引き続き、音程を付けて、ハミングする。
・裏声を使って高音まで発声練習する。
2-2.「薔薇のかおりの夕ぐれ」の練習
最初に全員で通して合唱したが、各所で音程・リズム・歌詞付けとも不安定だったので、次のように各部分を取り上げて、パートごとに音程・リズム・歌詞付けを修正した。
・1,2小節の[a――]。精確な音高、三善アクセント:<>の表現、Pから>
・3~5小節の[薔薇の~ゆうぐれー]。助詞「の」は弱く発音。クレツシェンドは、
[ゆうー]から。[れーー]のみのクレツシェンドではない。
・6~8小節の[いとしい~かげーー]。[ひとのー]と[おもかげ]の間を切らない。ノンブレス。
・11~17小節の[みんな~a――]。B2の12小節最後の8分音符の音高が低い。「レーラミー」が正だが、「レーソミー」と誤って歌っている。
・同じ11~17小節で、8分音符、4分音符、付点4分音符、16分音符などを、6/8拍子に合わせて歌い方が不正確でぎこちない。
・20~22小節の[薔薇の~ゆうぐれー]。助詞「の」は弱く発音。T2のドの音高は
和音構成に大切な音なので、精確に。
・23~25小節の[まちを~つつみ]。23小節のpoco riten.と、25小節のa tempoがあるので、指揮をよく見ること。
・28~30小節の[こころは~あかるく]。発音の強さは、[こころは][なお]とする。[ほのかにあかるく]は、[ほのかに/あかるく]と分けて発音する。
・31~34小節の[そらに~a――]は、T1のみ遅れて[ただよいー]の音高を精確に。
・37小節~ラストまでの[薔薇の~m――]は、6/8拍子に音程と歌詞を精確に載せる練習をした。
2-3.「みやこわすれ」の練習
一回だけ、全員で通して合唱した。この曲は比較的歌いやすい曲で、しかも何回も歌っているので、問題なく歌えた。
【上記2曲を合唱して、「浦男通信」筆者:武澤の感想】
『みやこわすれ』の4曲は各曲に特徴があり、合唱の難易度も大きく異なっている。作曲者の千原先生が本楽譜の頭で記している~《みやこわすれ》について~によれば、「はっか草」と「みやこわすれ」では、どこか演歌やバラードに通じるようなヒューマニックな歌謡性を大切に、皆さんの“泣き”の入った熱唱を期待している。との事。一方、「薔薇のかおりの夕ぐれ」の仄かな官能性、「すみれ」のセンシィティブな情感を丁寧に表現してほしい。との事。今回の練習では、「薔薇のかおりの夕ぐれ」の仄かな官能性を丁寧に表現する難しさを実感した。
3.連絡事項
(1) 大栗団長から
来週は、ワンステージメンバーと一緒に『青年のこころ』を練習し、再来週は、団員総会です。今度の団員総会では、団長・副団長等の組織変更はありません。総会で取り上げてもらいたい事があれば、団長・副団長に提案してください。
1,4月13日(土)の練習では、9月の定演の第3ステージ(青年のこころ)で使用する衣装(浦男ポロシャツ)につき皆さんから購入希望とサイズにつき確認させていただきます。
2,価格は1着2,000円。S、M、L、LLのサイズがあります。(在庫少なく、4月中に追加発注予定)昨年の「歌声スキッサ」から、団の軽装ユニフォームとして特注したもので既存団員はすべて持っています。今回の演奏会では、1月以降、新入団員5名とワンステージメンバー2名の方から既に購入申込みを受けました。
3,出来れば揃いの衣装でステージに立てたらと思っており、当日、別添の申込み用紙を配付しますのでよろしくお願いします。 また当日欠席の方も含め、このメールの返信での購入申込み(希望サイズ)でも結構ですのでよろしくお願いします。 なお。希望しないかたは、同系色(ライト・グリーン)のポロシャツをご自身でご用意ください。
おって、明日月曜日11時から、浦安音楽ホールスタジオBで、4/13に練習する「案山子」と「若者たち」の音取りなどの基礎練習を開催予定です。既に皆さんにはご案内済みですがお時間の許す方は是非ご参加ください。お待ちしています。 大栗
(2) 海宝副団長から
今日の練習に来る前に、合唱団 洋(うみ)の指導者だった“故砂田直規先生を偲ぶ会”に参加してきた。故砂田先生の指導を受けた、洋(うみ)を含む5つの合唱団メンバーが印西の会館に集まり、先生のビデオを見たり、思い出を語ったりして、先生を偲んだ。私(海宝さん)は、浦安市合唱連盟の活動で先生と主にお酒でお付き合いさせてもらったが、その人柄は皆の語るとおり、やさしかった。偲ぶ会に参加して、故砂田先生が合唱団 洋(うみ)の後任の指導者を関口先生に頼んだ理由も理解できた。
(3) 関口先生から
故砂田先生は、信州大学教育学部の音楽専攻を卒業して後、東京芸大音楽学部に入学し声楽を学んだ。先生は、声楽表現者である前に、根っこの部分で教育者だったのだと、海宝さんの話を聴いてそう思いました。
4.次の活動予定
4-1.運営委員会
(1) 日 時:4月13日(土) 16:00~18:00
(2) 場 所:中央公民館3F第1会議室
(3) 議 題:団員総会で報告・審議する事項の検討
4-2.ワンステージメンバーが参加する全体練習
(1) 日 時:4月13日(土) 18:00~21:00
(2) 場 所:中央公民館4F大集会室
(3) 指 導:関口先生と若山先生
(4) 練習曲:『青年のこころ』より次の2曲
a. 案山子(かかし)…楽譜『青年のこころ(上巻)』
b. 若者たち …楽譜『青年のこころ(下巻)』
以上
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