浦男通信 -公開練習+通常練習- 2017年9月30日(土)15:00~17:00+18:00~21:10 於:美浜公民館+浦安音楽ホール・スタジオA 発信10/02

浦男通信 -公開練習+通常練習- 2017年9月30日(土)15:00~17:00+18:00~21:10

於:美浜公民館+浦安音楽ホール・スタジオA 発信10/02


 I.公開練習兼ミニコンサート(美浜公民館集会室にて)


1.出席

 (1) 団員;T1:6、T2:7、B1:6、B2:6、計:25名

 (2) 関口先生、若山先生

 (3) 来場見学者:10名(うち3名は女性)


2.15~17時の公開練習(兼ミニコンサート)内容 見学者が見守る中、また取材に入った地元テレビ「こちら浦安情報局」のカメラが回る中、 関口先生の指導で軽い柔軟体操と発声練習のあと、「丹澤」、「帰れソレントへ」、「昴」の 3曲を以下のとおり練習。なおいずれの曲についても子音を伸ばすことでことばを聴衆の耳 にしっかり届かせるべきことが強調された。


1)丹澤

 (1)第33~35小節(まちなみひからせてはたの)(クレシェンド)は音の大小でなくて、 空間が広がっていく歌い方をすべし。 (2)第35~38小節(みやるあまぎもあかるいくさつき)はこの歌の景色の中でもっとも 遠方を望むところ。その雰囲気を出すべし。


2)帰れソレントへ (1)ソレントの風景(地中海の空、海、オレンジ畑などか?)をイメージする。 (2)この曲では攻める歌い方を。エネルギーをほとぼせよ。女性に振られた悔しさを出せ。 (3)第78~84小節(Guarda gua’ chi-stu ciar-di-no …)は仲睦まじかった頃の甘美な 思い出を語る場面。したがって音色が変わる。 第80~81小節(siente sie’)の発音の問題。シエンテ シシエ はダメ。スイエンテ スイエ でなければならない。


3)昴 (1)ことばがはっきりしない部分がある。 (2)歌詞の意味を考えつつ、谷村新司ふう(歌謡曲調)でなく、それを超える格調を出すべし。 (3)第82~89小節テナー系の「ダダダバダバ・・・」はスタッカートでなくてよく、前に 向かって元気に飛ばせ。バリトン・バスの「われはゆく・・・」は試練に向かって突き進む進む 男の背中を見せるような土臭さを出せ。



II. 通常練習(浦安音楽ホール・スタジオAにて)


1.出席

(1) 団員(ワンステ);T1:8(1)、T2:9(0)、B1:7(1)、B2:7、計:31(2)名

(2) 関口先生、若山先生 2.18~21時の練習内容 関口先生の指導で体のほぐし、つぎに発声練習として呼気を伸ばすこと、sssとzzzの音を母音 を挟ませることなく長く伸ばすことにより下腹部を鍛える運動、更にハーモニーの訓練として 4声の音程を変えながらの和音出し、を行ったあと、以下のとおり歌唱練習を行った。


1)沙羅(ワンステージメンバーの松本さん、船山さんも参加)

 (1)丹澤 ① まず子音を伸ばすことの注意。どの曲を歌う時も同じだが子音に時間をかける癖をつけよ う。p、ppの時でも子音は強くなって結構である。 ② セカンドとバリトンの第25~28小節(ハミング)の音程と音楽性の矯正。

 (2)あずまやの ① 第20~21小節(ウーン)のクレシェンドをしっかりつける。 ② 第21~27小節(かすがいも・・・いいしひともが)はfを維持すること。 ③ 第36小節(れど かど)のクレシェンドにおいて「か」は8分音符なので子音を伸ば さないとしっかりしたクレシェンドにならない。

 (3) 北秋の ① 第36~38小節(きたあきのはな)の和音矯正。 ② 同小節。ベースはp、ppのとき体を硬直させて声を出す傾向が ある。もっとリラックスせよ。

 (4)沙羅 ①第45~46小節(M)のポルタメントは自分の目分量で動かず、指揮に合わせること。 ②冒頭9~16小節(はやしおとなくひのくれは)。

 (5)鴉 ①第13~14小節(おおおそどり)の入りが遅くなっている。また「そ」にアクセント を持ってきてはいけない。 ②第26~27小節(ひょうひょう)のポルタメントは指揮に合わせること。

 (6)行々子 ① 第26小節(みみいたく)をスタッカートにしない。回想の場面でスタッカートは ふさわしくないだろう。 ②第13~14小節(むかしわが)のクレシェンドとデクレシェンドの取り方。「が」 からデクレシェンドを始める。5~6小節も同様である。

 (7)占ふと ①まず通して歌ってみて「まあ良く出来ている」。ただし、子音が依然として弱い。 ②第51~53小節(アーアー)(ポルタメント)の音程が依然として不正確。

 (8)ゆめ ①第34~最終小節(ゆめごころ・・・いけばかりなる)のセカンドの音程が怪しい。 矯正。同小節につきバリトンも調整。 ②第35~36小節(ごころうつつごころ)は切らずにつなげる(ただしポルタメント にはしない)。 ③第13~20小節(ののはてに・・・しずけさや)の音程矯正。


2)終わりのない歌 5曲を通して歌唱。第1曲から第2曲、3から4、4から5へのつなぎをピアノの 音取りなしでできるかを試したが、むずかしそうである。


III.連絡事項

1. 海宝団長より:

1)公開練習のチラシを9月25日に東西線浦安駅頭、26日に新浦安駅駅頭でそれぞれ 10余名の団員で配ったこと、25日には関口先生もチラシ配りに加わってくださったこと を報告。

2)「終わりのない歌」を暗譜とするとの方針を撤回する。理由は現在の習熟度から、 暗譜は無理との判断に至ったからである。ただし最後まで暗譜は追求してもらいたい。 指揮を見ることが大事だからである。(手ぶらでステージに立つ人がいてもいいのか との質問に対して)全員が楽譜を持つこと。それを見るか見ないかはそれぞれの判断 である。


2. 武澤事務総長より:

 1)地元テレビ「こちら浦安情報局」の取材結果は11チャンネルで10月7日(土) ~13日(金)の12:00、12:30、20:00、20:30に放映されます。またyou tubeの「こちら浦安情報局」を検索すると10月10日からみることができます。

 2)定演に出す曲の詩がむずかしく、その解釈も各自ばらばらという声があったので、 定演のプログラムのProgram Notes欄に掲載予定の各ステージ(または曲)の解説を 抜き刷りして本日配布しますのでご一読の上、詩の解釈に役立ててください(解釈を 共有できるようにする)。


3. 藤本団内指揮者より:

 1)公開練習を見学された女声合唱「マードレ」東さんから「帰れソレントへ」に ついて「日本語からイタリア語に変わった途端に声が小さくなった。また口の開き方 が違っている人がいた」との指摘がありました。 歌詞のイタリア語を円滑に口に出せるように練習してください。

 2) 各公民館に歌声サロンがあり、定演前にも「高洲」が10月5日、「富岡」12日、 「美浜」6日に開かれるので、そこで定演情報を提供すれば集客に役立つと思う。


4.次回の練習

1) 日時:10月7日(土)

 a. 17:00~18:00強化練習(なにを?)

 b. 18:00~21:00全曲。全楽譜をご持参ください。

2)場所:浦安市文化会館第1練習室

3)指導:藤本団内指揮者/関口先生 以上

浦安男声合唱団 公式サイト

浦安男声合唱団は1983年1月に千葉県浦安市で結成され、浦安市、千葉県内、東京で演奏活動を行い、近年は京葉男声合唱連合会にも参加して近隣の合唱団と共に男声合唱の魅力を伝えています。団員は市内、東西線沿線、京葉線沿線に在住の人、趣味を探していた人、定年後のサークル活動を考えていた人など合唱経験がない人も多数います。又気楽に練習できるカラオケ音源なども用意しています。お問合せをお待ちしています。