浦男通信(20200111号)

浦男通信(1/11号)

                                              2020年1月11日(土) 18:00~21:00

                                                 於:中央公民館   発信:1/12 谷

1.出席

 (1) 団員:T1:5名、T2:9名、B1:5名、B2:6名、計:25名出席

 (2) 関口先生、本田副指揮者が出席。若山先生はお休み


2.練習内容

 (1) 18:00~21:00 関口先生の指導で柔軟体操 発声練習の後『Deutsche

          Messe』より「1. Zum Kyrie」「2. Zum Gloria」

          「5. Zum Sanctus」「6. Nach der Wandlung」「7. Zum

          Agnus Dei」「8. Zum Schlusse」の練習を行った。

  ➀ Zum Kyrie

   ・B2,T2のピッチが下がりぎみである。B2は太い声は必要であるが、

    出そうとすると音が下がりやすいので注意する。

   ・この曲はト長調なので、基音G(階名でド)と第5音D(階名でソ)

    を高めに取るようにする。

   ・押して歌わない。自然な響きで明るさを出そう。

  ➁ Zum Gloria

   ・ブツブツ切らずレガートで歌おう。

   ・ミサ曲なので吠えない。音を押さないで鳴るところで歌おう。

   ・10小節(freu’n)のフェルマータは行わない。

   ・(e)の長母音は(イー)に近い発音となるので、(Eh-re)は(エ

    ーレ)ではなく(イーレ)に近い感じで歌う。

   ・同様に4小節の(se-)は(ズィー)に近くする。

   ・(r)は原則巻かないことにするので、8小節の(Er-de)は

    (イーァデ)に近い発音となる。

   ・3小節(himm-li-schen)の(-schen)は日本語的な(シェン)で

    はなくて、(ch)があるので空気が喉を通る時の音を含める。

  ➂ Zum Sanctus

   ・フレーズの最後の長音を切るタイミングは「外切り」とする。例

    えば16小節の(Er!)は2拍目の頭に(ぃる)を言う。伸ばしす

    ぎない。

   ・18小節は cresc. 、19小節は decresc. する。よって19小節頭

    の(-gon-)がピークとなる。

   ・25小節3拍目から26小節の終わりまで cresc. する。27小節の

    cresc. につながるので、25から27小節まで次第に大きくする。

    このcresc.はT2の動きに重きを置くためにある。

   ・曲の終わり32小節の(-dar)の最後は(ダール)と(ル)を言う。

   ・オペラチックな歌い方にならず、大聖堂で歌うつもりで歌おう。

  ④ Nach der Wandlung

   ・この曲は「適度に早く」という指定であるので、遅くならない。

    もっちゃりした感じにならない。

   ・B2の音色が軽くなると他のパートがハモりにくくなるため、もう

    少し太く充実した音色が欲しい。

   ・14小節など、フェルマータの前に勝手にrit.しない。

   ・7小節B2(Dei-ner)の跳躍を明確に。

   ・11小節(Sprichst: Dies)のタイミングを正しく。

   ・10小節最後の(Du)は少し(オ)に近くして深く発音する。

   ・8分の6拍子であるので拍の強弱を意識すること。弱拍はアクセ

    ントの指定がない限り大きくしてはならない。例えば1小節目

    (Dei-ne)の(-ne)。

  ➄ Zum Agnus Dei

   ・これも8分の6拍子の強拍、弱拍に注意する。⇒ 良くなった。

   ・11小節B2(Mensch-heit schwe-re)の跳躍は準備して素早く

    行う。

   ・3小節B2の(se-gen)は和音が変わるところであるので、もう

    少し強くする。

   ・フレーズをブツブツ切らず レガートでつなげる。例えば5~6

    小節の(des)と(Hei-les)の間に隙間を作らず、前の(s)を

    後ろの(H)の直前に言うことでつながる。⇒ 良くなった。

  ➅ Zum Schlusse

   ・外切りは次の拍の頭に母音を言い、それに素早く子音を付け加

    えると良い。例えば4小節の(Brust)は3拍目の頭に(ウ)を

    言い(スト)を加える。

   ・勝手に遅くならずテンポ通りに歌う。

   ・13小節の(Or-ten)は強くする。


3.連絡事項等

 (1)連絡事項等

  1)海宝団長より新年の挨拶があった。

  2)和田B2パート指導者より、B2の山本さんが新年の挨拶にお菓子を

   持ってきた旨の紹介があった。山本さんは昨年の忘年会の後怪我を

   したため練習ができない状態であるとのこと。皆でお菓子をいただ

   いた。

  3)武澤事務局長より

   ・京男連合同演奏曲の『月光とピエロ』に関して、練習予定表の説

    明があった。

    4月から合同練習が始まるので、1~3月に月2回17:00~18:00に

    本田副指揮者の指導で音取り、20:00~21:00に関口先生の指導に

    よる練習を行う。

   ・「エデンの園」への訪問演奏は2月8日に決定。演奏曲目は

    「Sing along」「神田川」「22才の別れ」「O del mio dolce ardor」

    「大地讃頌」と みなさんと一緒に歌う曲。

    直前に1回練習が予定されている。

   ・長堀さんより、「耳の調子が思わしくなく音程が取れないので休団

    する、良くなったら復帰する」との連絡があった旨の紹介があっ

    た。

   ・4月26日に予定されている浦安市合唱祭では「ドイツミサ」より

    4~5曲歌うことが決定された。アカペラまたはオルガン伴奏とな

    る。

  4)海宝団長より

   ・楽譜カバーを新しくする。楽譜を横から差し込めるので扱いやす

    い。調達済みであるので近々みなさんに配布する。

   ・来年の定演の1つのステージで歌うアラカルト曲が決定された。

    (後ほど大栗さんより紹介する)

   ・2021年4月24(土)~25日(日)に「JAMCA東京」が開催され

    る。役員会で参加することを決定した。ブロックの合同演奏に出

    演する予定。曲目は未定である。

   ・加療中である及川さんと増田さんの状況についての説明があった。

  5)大栗副団長より

   ・アラカルト曲のテーマは「空への憧れ」を考えている。曲名は

    「星に願いを」安藤由布樹編曲、浦男委嘱作品

    「Sunrise Sunset」ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」から

    「ヘブライ人奴隷の合唱」ベルディのオペラ「ナブッコ」から

    「鶴」ロシア民謡 異国の地に倒れて帰らぬ兵士をうたう。新谷俊治編曲

    「君をのせて」宮崎駿アニメ映画音楽集から、浦男定演で歌った

    「見果てぬ夢」ミュージカル「ラマンチャの男」から

    楽譜、音源等を準備して3月初旬から練習予定。

  6) 鈴木忠生さんより

   ・2021年10月に鈴木さんが団長をしている「バローロ混声合唱団」

    の定演があり、「モーツァルト・レクイエム」を歌う。1ステージ

    メンバー(参加費月額3,000円)を募集しているとの紹介があった。

  7) 関口先生より

   ・1月26日(日)に開催される「東総の第九2020」にソリストとし

    て出演する。場所は千葉県東総文化会館大ホール(旭市)で15:00

    開演。3,000円。「遠い場所ですが 良い演奏会になると思うので

    興味のある人は連絡をください」との紹介があった。

 (2)次週予定

  1月18日(土) 中央公民館にて

          関口先生、若山先生、本田副指揮者とも出席予定。

 ・18:00~20:00 関口先生、若山先生の指導で『Deutsche Messe』の

         練習を行う。

 ・20:00~21:00 関口先生、若山先生の指導で『月光とピエロ』より

         「1月夜」の練習を行う。

                            以上

浦安男声合唱団 公式サイト

浦安男声合唱団は1983年1月に千葉県浦安市で結成され、浦安市、千葉県内、東京で演奏活動を行い、近年は京葉男声合唱連合会にも参加して近隣の合唱団と共に男声合唱の魅力を伝えています。団員は市内、東西線沿線、京葉線沿線に在住の人、趣味を探していた人、定年後のサークル活動を考えていた人など合唱経験がない人も多数います。又気楽に練習できるカラオケ音源なども用意しています。お問合せをお待ちしています。