浦男通信 -通常練習- 2017年9月9日(土)17:00~21:00 

浦男通信 -通常練習- 2017年9月9日(土)17:00~21:00 

於:当代島公民館 発信9/17野口


はじめに: 9月23日の強化練習(17:00~18:00)はバリトン・パートの強化に集中します(16日の 練習時にはこのことを伝達していませんでした)。


1.出席  (1) 団員;T1:5、T2:9、B1:8、B2:6、計:28名

     (2)若山先生(関口先生はお休み)


2.17~18時の強化練習内容 バス・バリトンメンバーが出席して、先週のテナー系とほぼ同じ箇所を中心に藤本団内指揮者、 若山先生の指導で矯正訓練を行った。

 例えば「沙羅」から

  「4. 沙羅」第26~31小節(ハミ ング)、

  「1. 丹澤」第25~29小節(ハミング)、

  「2. あずまや」第13~16小節(いいしひと もが)、第17~24小節(ウン)、

 「終わりのない歌」から

  「1.光よ・・」第15~22小節(ひかり よ・・・わかること)(三連符のある小節群)、第23~27小節(それとも・・・ぼくたちを)、 この中の「すすみ」と「ぼく」にスラーがついていることは全パートが意識すべきこと、

 昭和 浪漫から

 「長崎の鐘」第22~25小節(アーHum―ルルル・・)、3番の第22~24(アアア) など。

 

 この日はバス・バリトンの強化とはいえ、時間のほとんどはバリトンへの指導に費やされた。 なおハミングについて、突っかかるような(押すような)歌い出し方や唇も歯も閉じた(つまり 口内の容積を狭くする)状態を改めるようにとの指示あり。


3.18~21時の練習内容 海宝団長の指導で発声練習の後、藤本団内指揮者と若山先生の指導で次のように練習した。

(1) Muss i denn

 ① まず発音の練習。 Muss i dennは「ムシデン」でなく「ムsイデーン」と読むべし。ドイツ語では子音を すべて発音すると心得るべし。例えばbleibst、jetzt。 子音を伸ばすことはありえず、したがって、例えば第2小節のzumは「 ツムー」とはならず、「ツウm」となる。母音が2つ重なる場合は基本的に1つ目の 母音を伸ばし、2つ目は最後に添えるだけ。例えば3ページ1段目の最後の小節の バリトンbeiはバアアアイと歌う。

 ② 2番を繰り返し練習。出だし主旋律のセカンドはpにしてなおかつしっかり歌うべし。 3ページ3段目第2小節denk du net以下はベースが主旋律でセカンドはpでなければ ならない。4ページ中段第2~4小節のバリトンの音程を矯正。

 ③3番はbeschwingt(軽やかに)との発想記号があるが、pの部分も多いことに留意の こと。また6ページ中段の2小節目の3拍目のrは全パートが揃わなければならない。 rを歌ったあと、休止が入るかもしれない。

(2) サンタルチア

 ①まず第53小節ほかのSanta LuciaのSanはnを伸ばしてはならず、aを伸ばすべし。 第21と24小節の半音階の音程を確認。

 ② (若山先生より)全体を通して、日本語のことばが聞き取れない。子音に時間をかけよ。 また、2小節ずつの区切りで歌っていないか。4小節ごとでなければ心が観客に伝わらない。

(3) 終わりのない歌より「月の夜」

 ① 導入部分の第1~21小節(くらいよるの・・・おどろきをみとめあう)まで、pという 抑えたボリュームの中で、気持ちの強さを示せ。子音をたてよ。つづく小節も同様。

 ②第123~127小節(そのものだった)に入る前の第122小節。バリトンはリズムを正確 に刻んでおくこと。

(4) 「強い感情が僕を襲った」

 ①第5小節(た)は音符どおりにしっかり伸ばす。

 ②第39~44小節(えんぴつみたいに・・・なくなった)のバリトンの音程を確認。

(5) 「終わりのない歌」

 ① 祈りの歌である。それを表現せよ。第1~16小節(じかんをください・・・おわりのない うたを)はp主体の抑えた表現ながらクレシェンドとデクレシェンドを効かせ、子音をたてよ。

(6) 「君のそばで会おう」

 ①冒頭から第16小節まで通して1回だけ歌い、特に指摘箇所なくパス。

(7) 「光よそして緑よ」

 ①第15小節(ひかりよ)を下の3パートはどんどん前に進めていかないと第16小節が遅くなる 傾向がある。この小節(まっすぐ)の頭は全パートがぴたりと揃いたい。第17~19小節(すすむ ものはありません)はレガートにせよ。それにより、クレッシェンドもしやすくなる。

 ②第23~27小節(それともあそんでいるのですか)はバリトンが主旋律であり、他のパートは控えめ にせよ。

(8)全体 今日確認したことを今の段階で身につけておかないとミニコンサート(公開練習)にも本番にも間に合わ ない。自習して頭に入れるべく努力されたい。


4.連絡事項 (1) 海宝団長より:

①本日、京男連の理事会が開かれ、来年の演奏会の準備についての協議があったが、その演奏会は当団が 幹事で相当な手間を要する。運営委員会委員以外の多くの団員にも大いなるご協力をいただきたい。

②公開練習チラシ配布の現状について前回の説明を再度披露(9月9日号参照)。 前回練習時に言及した浦安、新浦安の駅頭での団員による通行人への手渡しを決定し、その要領書「浦安男声 合唱団団員募集駅頭チラシ配布について」を団員に配った。駅の構内でなければ許可不要なること判明した。 実施日は新浦安駅が9月22日(金)18:15~19:00(雨天の場合25日) 浦安駅が9月25日(月)18:15~19:00(雨天の場合26日) 白タキシードを着用する。 今日の練習出席者にチラシ配りへの参加可否を問うたところ、総員18名の応諾あり。

③パート指導者のうち空席だったトップテノールは田窪さん、バスは小林さんに決まった。 


(3)次回練習

 ① 日時:9月23日(土) a. 17:00~18:00バリトンの強化練習

           b. 18:00~21:00「外国曲」ほか。念のため全楽譜をご持参ください。

 ② 場所:中央公民館2F視聴覚室

 ③ 指導:強化練習は藤本団内指揮者及び/又は若山先生     

     :通常練習は関口先生 以上

浦安男声合唱団 公式サイト

浦安男声合唱団は1983年1月に千葉県浦安市で結成され、浦安市、千葉県内、東京で演奏活動を行い、近年は京葉男声合唱連合会にも参加して近隣の合唱団と共に男声合唱の魅力を伝えています。団員は市内、東西線沿線、京葉線沿線に在住の人、趣味を探していた人、定年後のサークル活動を考えていた人など合唱経験がない人も多数います。又気楽に練習できるカラオケ音源なども用意しています。お問合せをお待ちしています。